電気通信大学産学官連携センター 第124回研究開発セミナー
未来社会創造〜誰もが幸せに暮らせる社会へ 〜若い世代への期待〜
日時 | 2021年11月30日(火) 13:30〜16:50 |
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開催方法 | オンライン形式(Zoom) |
主催 | 電気通信大学 産学官連携センター |
共催 | 電気通信大学 産学官連携センター事業協力会 |
後援 | (社)目黒会 (電気通信大学同窓会) |
参加費 | 無料 |
現在、コロナ禍もあり、急速にDX化が進み、これまでの社会・経済・産業システムが大きく変革しています。DX時代は、リアルとバーチャルが融合した世界であり、何処ででも誰とでも繋がることが出来ます。こうした状況の中で、誰もが参画出来る社会、都市集中から分散型社会(地域)での働き方・暮らし方が求められ、未来社会に向けての「政策研究〜実証」が行われつつあります。
本セミナーでは、「誰もが幸せに暮らせる社会」の構築を目指して、内閣府から「スーパーシティ構想」、調布地域とつくば地域から地域創生への取組みと事例紹介、さらに電通大からはAIを活用した感性豊かな社会、および排熱回収によるカーボンニュートラル社会の構築に向けた最先端の研究についてご紹介し、参加者の皆様と情報共有、自由な意見交換を行います。
プログラム
開会挨拶 |
学長 田野 俊一 |
基調講演 「地方創生と「スーパーシティ構想」について」 |
内閣府地方創生推進事務局政策調査員 菅谷 和真 氏 |
地域創生への取り組み・事例紹介 「調布スマートシテイ協議会が目指す方向性について」 |
産学官連携センター 産学官連携支援部門長 森倉 晋 |
招待講演 「つくばスーパーサイエンスシティ実現への挑戦について」 |
筑波大学 サイバニクス研究センター長・教授 鈴木 健嗣 氏 |
未来社会構築に向けての先端研究紹介1 「AIとの協働で感性豊かな平和な社会の構築 〜感性を定量化しマーケティングに応用〜」 |
副学長(広報担当)・教授 坂本 真樹 |
未来社会構築に向けての先端研究紹介2 「持続可能なカーボンニュートラル社会の構築 〜熱エネルギーを有効利用する世界最先端技術の紹介〜」 |
情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 准教授 榎木 光治 |
閉会挨拶 |
理事・産学官連携センター長 小花 貞夫 |
企画 | 産学官連携センター 客員教授 久野 美和子 |
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お申込み
参加ご希望の方は こちら の申込みフォームからお申し込みください。
チラシ
講演概要
基調講演
「地方創生と「スーパーシティ構想」について」
内閣府地方創生推進事務局政策調査員 菅谷 和真 氏
■講演概要
AIやビッグデータの活用・データ連携基盤を通して、住民目線にたった分野横断的先端サービスを提供すべく、世界に先駆けて『まるごと未来都市』」を目指す、「スーパーシティ構想」を紹介します。
地域創生への取り組み・事例紹介
「調布スマートシテイ協議会が目指す方向性について」
産学官連携センター 産学官連携支援部門長 森倉 晋
■講演概要
産学官民の主なステークホルダーが結集して立ち上げた「調布スマートシティ協議会」の活動概要、および今後の目指す方向性について、紹介します。持続的に進化し続ける「共有価値創造型スマートシティ」を目指しています。
招待講演
「つくばスーパーサイエンスシティ実現への挑戦について」
筑波大学 サイバニクス研究センター長・教授 鈴木 健嗣 氏
■講演概要
つくば市は、SDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」社会的包摂性の精神を根幹に据え、「科学で新たな選択肢を、人々に多様な幸せを」というスローガンを掲げ、住民中心のスーパーシティを目指しています。本講演では、住民と民間事業者とともに都市空間で科学する、大学・研究機関連携型の「つくばスーパーサイエンスシティ構想」について紹介します。
未来社会構築に向けての先端研究紹介1
「AIとの協働で感性豊かな平和な社会の構築 〜感性を定量化しマーケティングに応用〜」
副学長(広報担当)・教授 坂本 真樹
■講演概要
研究室で開発した特許技術を産業応用すべく起業した感性AI株式会社を通して、感性豊かな社会構築に貢献するサービス展開をしています。本講演では、商品づくりに大切な3つの要素であるネーミング、訴求のためのキャッチコピー、パッケージの印象に関して、感性価値に特化し分析・創造のサポートをする取り組みについて紹介します。
未来社会構築に向けての先端研究紹介2
「持続可能なカーボンニュートラル社会の構築 〜熱エネルギーを有効利用する世界最先端技術の紹介〜」
情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 准教授 榎木 光治
■講演概要
研究室では、カーボンニュートラル社会の構築に向けて極めて重要となるエネルギーの有効活用に取り組んでいます。「排熱回収」、「排熱活用」の技術を進化させることで、ほぼ使用するエネルギー量を半分に減らすことが可能となります。本講演では、大きな熱回収のブレークスルーを起こす"エネルギー回収の技術"について紹介します。