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電気通信大学産学官連携センター 第74回研究開発セミナー

「災害・事故・防災に対する情報通信技術」 - 私たちの生活を守る情報通信システムの最前線 -

日時 2009年1月29日(木) 13:00〜16:30
場所 電気通信大学 共同研究センター4階研修室
主催 電気通信大学 共同研究センター
共催 電気通信大学 共同研究センター事業協力会
後援 (社)目黒会 (電気通信大学同窓会)
定員 50名
参加費 3,000円 (資料代、飲み物代を含む)
電気通信大学産学官連携センター事業協力会会員及び学生は無料

2008年5月に発生した中国四川大地震では死者約7万人、負傷者約34万人に上り、約2万人がいまも行方不明となっています。地震に限らず、大規模な災害・事故を防止することはもとより、災害・事故の予測システムや発生時の情報収集に関する情報通信技術は、私たちの生命・財産を守る上で非常に重要なキーテクノロジーとなっています。
今回のセミナーでは、災害・事故・防災の情報通信技術分野における最先端で活躍されている専門家の方々に、最近の状況、研究の取組みや成果の紹介、今後の展望を講演して頂きます。

プログラム

1.「日本での大規模災害時における情報収集・伝達システム」

総務省消防庁 防災情報室長 長尾 一郎 氏

国内外での地震災害における被害の状況および災害情報の収集・伝達システムなど大規模災害時の対応などについて紹介する。

2.「地震動予測・地震ハザード評価の現状と情報共有化」

(独)防災科学技術研究所防災システム研究センター プロジェクトディレクター 藤原 広行 氏

地震学の知見を取り入れた物理モデルに立脚した地震動予測・地震ハザード評価が、国や自治体での防災対策に利用されるようになってきており、そのために必要な地盤情報をはじめとする各種情報整備も進んでいる。こうした地震動予測・地震ハザード評価の概要及び現状について紹介すると同時に、それら情報の共有化に向けた取り組みを紹介する。

3.「鉄道における地震防災システムの開発経緯と緊急地震速報システム」

(財)鉄道総合技術研究所防災技術研究部 地震防災研究室長 芦谷 公稔 氏

鉄道、特に新幹線における早期地震検知・警報システムの開発経緯を概観するとともに、気象庁との共同研究による新たな早期地震検知手法に関する研究成果や、気象庁により2006年度から配信が開始された緊急地震速報を活用した地震通報システムの開発成果について紹介する。また、今後期待されるリアルタイム地震防災情報の伝達手段等について展望を述べる。

企画/司会 電気通信大学共同研究センター 客員教授 山田 實 氏
菊地 勝浩 氏

資料の残部がございます。実費(2,000円)でお分けします。
ご希望の方は、御氏名、送付先をFAXにて共同研究センター042-443-5726までお申し込み下さい。

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