電気通信大学産学官連携センター 第55回研究開発セミナー
オープンソースの革新性と諸課題
日時 | 2004年5月25日(火)13:00〜17:30 |
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場所 | 電気通信大学 共同研究センター 研修室 |
主催 | 電気通信大学共同研究センター |
共催 | 電気通信大学共同研究センター事業協力会 |
後援 | (社)目黒会 (電気通信大学同窓会) |
参加費 | 3,000円 (資料代、飲み物代を含む) 電気通信大学産学官連携センター事業協力会会員及び学生は無料 |
IT世界においてオープンソースを使用する企業、人が着実に増加しつつあり、オープンソースが引き起こす大いなる革新が期待されています。オープンソースというのは、一言で言えば、プログラムコード(ソースコード)が公開(オープン)されており、ソースコードの無償入手・利用・複製、改良、そしてその再配布の自由が保障されているソフトウェアです。良く知られているオープンソースの一例としてLinuxオペレーティングシステムがあり、コスト、セキュリティ、バグ修正の迅速さに関して、オープンソース使用時の優位性の報告もあります。しかし、一方で、オープンソースの定義は企業や人により微妙な差があり、企業が無償で入手したソースコードに手を入れて高機能化を図った場合、その改良版も無償公開しなければならないのか、つまり、有料で販売したい場合はどうなるのか? 無償であるオープンソースを用いてシステムを構築した場合、維持管理や運用は自己責任となるが、トータルでのコストは本当に安価になるのだろうか? といった懸念もあります。
本セミナーにおいては、オープンソースとは何かをはじめとし、上記の諸課題等について解説しました。
プログラム
1.「ご挨拶」
電気通信大学共同研究センター客員教授 鶴保 征城 氏
2.「ソフトウェア産業の発展とオープンソースの可能性」
経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課 課長補佐 久米 孝 氏
3.「Stallman流オープンソースの思想と実際」
NTTコミュニケーションズ(株)IPインテグレーション事業部 IPエンジニアリング部 部長 斉藤 康己 氏
4.「ソフトウェアの変遷とオープン化の意義」
マイクロソフトコーポレーション バイスプレジデント 兼 マイクロソフト(株)執行役 最高技術責任者 古川 享 氏
5.「基幹系でも使われ始めたオープンソース」
日立ソフトウェアエンジニアリング(株)ソリューション企画本部 本部長 中村 輝雄 氏
6.「オープンソースはビジネスへ、"オープンソース革命2"へ」
ゼンド・オープンソースシステムズ(株)代表取締役 角田 好志 氏
7.【パネルディスカッション】「オープンソースの諸課題」
モデレータ:電気通信大学情報工学科教授 尾内 理紀夫 氏
パネリスト:角田 好志 氏,久米 孝 氏,斉藤 康己 氏,中村 輝雄 氏,古川 享 氏
企画 | 電気通信大学情報工学科 教授 | 尾内 理紀夫 氏 |
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企画/司会 | 電気通信大学共同研究センター 客員教授 | 鶴保 征城 氏 |
資料の残部がございます。実費(2,000円)でお分けします。
ご希望の方は、御氏名、送付先をFAXにて共同研究センター042-443-5726までお申し込み下さい。