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電気通信大学産学官連携センター 第54回研究開発セミナー

産学連携の人材育成 III −インターンシップ−

日時 2004年2月4日(水)13:00〜17:30
場所 電気通信大学 東5号館241講義室
主催 電気通信大学共同研究センター
共催 電気通信大学共同研究センター事業協力会
後援 (社)目黒会 (電気通信大学同窓会)
参加費 3,000円 (資料代、飲み物代を含む)
電気通信大学産学官連携センター事業協力会会員及び学生は無料

「学習に対する意欲」の減退が云々されている。学習の目標が「大学受験だ」のごとく誤解して指導した大人の責任であることは明らかだ。受験に成功した学生が次の目標を失い逡巡している様を大人たちは知らない。やっと気づいた学生は自分探しに真剣に取り組み始めている。そしていろいろな生き方への気づきと選択が生れてくる。「生き方を気づかせる」舞台が必要である。
学生に実社会を体験させる教育が見直され、経済産業省、文部科学省、労働厚生省が、かっての「現場実習」を「インターンシップ」と名を変えて推進するようにいろいろな施策を実施している。学生にとっては誠に有効である。しかし、企業は「インターンシップ」の対応でどこにメリットを見出すか?今時の学生は職業についてどんなし問題意識を持っているのか?教官は研究活動と教育のバランスのなかで「インターンシップ」をどう位置づけて行きたいのか?など、その意義や内容についての認識にはそれぞれの立場での温度差が感じられる。真に産学連携の人材育成を推進するには、学生・企業・大学の間で今以上の継続したコミュニケーションが必要である。
インターンシップで一番汗を流してご苦労されているのは直接指導者だと思う。しかし、そこからの発言はあまり聞こえてこない。今回のテーマのひとつは「直接指導者からの現状報告と提言」とし、ふたつ目は「インターンシップのリスク管理」として、今後のインターンシップのより良いあり方につき議論した。

プログラム

1.「ご挨拶」

電気通信大学共同研究センター長 森崎 弘 教授

2.【基調講演】「インターンシップ推進の現状と課題」

NPO法人KIPC推進協会 事務局次長 伊藤 瑛二 氏

3.【基調講演】「自己責任時代におけるリスクマネージメント」

株式会社日本アルマック 常務取締役 内尾 英喜 氏

4. 直接指導者からの現状報告と提言「インターンシップ −受入の課題と期待−」

日本電気株式会社 知的資産事業本部 知的資産渉外部 大石 達也 氏

5.直接指導者からの現状報告と提言「富士電機システムズにおけるインターンシップの取り組み」

富士電機システムズ(株)ファインテック機器部 担当課長 篠田 正紀 氏

6.「学生のインターンシップ体験報告」

学部インターンシップ:1名
大学院インターンシップ:3名

企画/司会 電気通信大学共同研究センター 客員教授 中野 喬 氏

資料の残部がございます。実費(2,000円)でお分けします。
ご希望の方は、御氏名、送付先をFAXにて共同研究センター042-443-5726までお申し込み下さい。

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