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電気通信大学産学官連携センター 第49回研究開発セミナー

「教育における産学連携 II −インターンシップ−」

日時 2003年2月5日(水)13:00〜17:30
場所 電気通信大学 東5号館 241講義室
主催 電気通信大学共同研究センター
共催 電気通信大学共同研究センター事業協力会
後援 (社)目黒会 (電気通信大学同窓会)
定員 60名

「学習に対する意欲」の減退が云々されている。学習の目標が「大学受験だ」のごとく誤解して指導した大人の責任であることは明らかだ。受験に成功した学生が次の目標を失い逡巡している様を大人たちは知らない。やっと気づいた学生は自分探しに真剣に取り組み始めているが、できるだけ早い段階で気付かせてやる仕組みが必要である。
学生に実社会を体験させる教育が見直され、経済産業省、文部科学省がかっての「現場実習」を「インターンシップ」と名を変えて推進するようにいろいろな施策を実施している。学生にとっては誠に有効である。しかし、企業は「インターンシップ」の対応でどこにメリットを見出すか?今時の学生は職業についてどんな問題意識を持っているのか?教官は研究活動と教育のバランスのなかで「インターンシップ」をどう位置づけて行きたいのか?など、その意義や内容についての認識にはそれぞれの立場での温度差が感じられる。真に研究開発・教育における産学連携を推進するには、学生・企業・大学の間で今以上のコミュニケーションが必要である。
今回のセミナーの狙いのひとつは産学連携の基本的課題である「大学の研究開発・教育のスタイル」と「企業の研究開発・教育のスタイル」の「違い」を良く理解するための一助となるように考えた。まず、外資系企業でのマーケティングオリエンテッドな研究開発の体験を紹介していただく。つぎに学生にはインターンシップの体験を通して、大学の研究室の様子と企業の研究開発の様子の違いをどう感じてきたか?を語ってもらった。
そして将来のインターンシップはどんな形に持っていけばいいのかを探ってみた。

プログラム

1.「開会のご挨拶」

電気通信大共同研究センター長 森崎 弘 氏

2.〔基調講演〕「日本のインターンシップの将来」

NPO法人ETIC事業総括ディレクター 山内 幸治 氏

3.「産業界の研究開発について」

有限会社エム・ティー・オー代表取締役(元住友スリーエム株式会社) 前田 欣二 氏

4.「学生の実施体験報告」

5.「電気通信大学インターンシップの現況と課題」

電気通信大学 共同研究センター客員教授 中野 喬 氏

企画/司会 電気通信大学 共同研究センター 客員教授 中野 喬 氏

資料の残部がございます。実費(2,000円)でお分けします。
ご希望の方は、御氏名、送付先をFAXにて共同研究センター042-443-5726までお申し込み下さい。

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