電気通信大学産学官連携センター 第45回研究開発セミナー
「教育における産学連携 −インターンシップ−」
日時 | 2002年2月7日(木)13:00〜17:00 |
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場所 | 電気通信大学B棟202講義室 |
主催 | 電気通信大学共同研究センター |
共催 | 電気通信大学共同研究センター事業協力会 |
大学の2大使命は教育と研究である。研究における産学連携の一つの形が共同研究であるのに対し、教育における産学連携には多くの課題がある。たとえば、大学での技術教育と企業の期待にミスマッチが見られる、学生への技術教育の動機付けが難しくなってきた、などなど。この対応策の一つとして、学生に実社会を認識させる体験教育が見直され、文部科学省、経済産業省がかっての「現場実習」を「インターンシップ」と名を変えて推進するようにいろいろな施策を実施している。しかし、その意義や内容についての認識にはそれぞれの立場での温度差が感じられる。真に教育における産学連携を推進するには、学生・企業・大学の間で今以上のコミュニケーションが必要である。
インターンシップについて国内の動向、海外の動向、企業からの期待と要望、大学の対応と課題、そして学生の体験報告などを交えて議論する。ITの進展によってボーダーレスに成りつつある世界で、メガコンペティションに立ち向かう次世代の人材を育成するため「インターンシップ」は、大学・産業界をはじめ社会全体で取り組む重要な課題の一つとしての対応が望まれる。このセミナーでは、企業は「インターンシップ」の対応でどこにメリットを見出すか?今時の学生はどんな問題意識を持っているのか?大学は研究活動と教育のバランスのなかで「インターンシップ」をどう位置づけて行きたいのか?などについて討論した。
プログラム
1.「開会のご挨拶」
電気通信大共同研究センター長 三木 哲也 氏
2.「基調講演」
文部科学省高等教育局専門教育課 創造教育振興室 室長 佐久間 賢二 氏
3.「電気通信大学のインターンシップ」
電気通信大学 電子工学科 教授 御子柴 茂生 氏
4.「わが社のインターンシップについて1」
(株)友伸エンジニアリング 社長 久保田 俊司 氏
5.「わが社のインターンシップについて2」
富士通ネットワークソリューションズ(株)エンジニアリング事業部ワイヤレスサポート統括部長付 椎名 馨 氏
6.「学生のインターンシップ体験報告」
大学院インターンシップ 水野 克彦(電気通信大学 大学院電子工学専攻)
学部インターンシップ1 鈴木 康太(電子工学科3年)
学部インターンシップ2 當山 俊一郎(電気通信大学 情報通信工学科2年)
企画/司会 | 電気通信大学 共同研究センター 客員教授 | 中野 喬 氏 |
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資料の残部がございます。実費(2,000円)でお分けします。
ご希望の方は、御氏名、送付先をFAXにて共同研究センター042-443-5726までお申し込み下さい。