電気通信大学産学官連携センター 第26回研究開発セミナー
テーマ:「福祉・介護のテクニカルエイドの現状と課題」
- 技術は介護に何ができるか -
日時 | 平成10年7月24日(金)午後1:00〜5:00 |
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場所 | 電気通信大学 |
主催 | 電気通信大学共同研究センター |
共催 | 電気通信大学共同研究センター事業協力会 |
後援 | (社)目黒会 (電気通信大学同窓会) |
来るべき高齢化社会において、高齢化に伴う必然的な肉体的機能の低下を補って、自分のことは自分でできるようにする補助具や、少子化によって生じる介護者不足を補うために介護者の負担を軽減する介護機器(テクニカルエイド)の必要性が叫ばれてきました。しかし、現実にはそのような機械・器具はいまだ実用化されていません。これは一つには介護を必要とする内容が個々の場合で異なり、補助具がマスプロダクションにのりにくいという問題、今一つには医療との係わりから、技術者の側からの取り組みが難しいという問題が原因と思われます。
本セミナーでは、これまでに実際に福祉・介護機器の開発に携わってこられた方々と国の立場から福祉・介護機器の開発を目指している機械技術研究所の研究員の方からそれぞれのお立場から見た福祉・介護機器の開発の現状と問題点をお話しいただきました。
大変有意義なお話で技術者・メーカーのサイドから何ができるかを考えるおおきな助けになるものだったと思います。
プログラム
1.「福祉・介護機器の開発の現状と課題」
HRST研究所所長 伊藤 誠一 氏
2.「福祉介護機器の研究開発及び普及」
通産省 工技院 機械技術研究所 主任研究員 池田 喜一 氏
休憩(コーヒーブレーク)
3.「テクニカルエイドの活用と課題」
横浜市総合リハビリテーションセンター 企画研究室長 田中 理 氏
4.質疑応答及び討論
企画/司会 | 電気通信大学 共同研究センター 専任助教授 | 田口 幹 氏 |
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資料の残部がございます。実費(2,000円)でお分けします。
ご希望の方は、御氏名、送付先をFAXにて共同研究センター042-443-5726までお申し込み下さい。