電気通信大学産学官連携センター 第22回研究開発セミナー
テーマ:「昆虫型ロボットのコンセプトと産業応用」
日時 | 平成9年9月25日(木)午後1:30〜5:00 |
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場所 | 電気通信大学 |
主催 | 電気通信大学共同研究センター |
共催 | 電気通信大学共同研究センター事業協力会 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス部門 |
後援 | (社)目黒会 (電気通信大学同窓会) |
最近,ロボットとマイクロマシンに関連して,昆虫のさまざまな特性に注目した研究開発が行われています。昆虫規範型ロボットは昆虫の特徴的な動作や行動が単純な原理によって実現されるにもかかわらず,驚くべき合理性をもっていることを応用しようというものです。
昆虫型精巧ロボットや昆虫規範型マイクロマシンの産業応用もすでに異業種の先進企業で深く進行しています。さらに,昆虫に固有の特性を応用するばかりでなく,人工のハエともいうべきものを画面に飛び回らせて,環境画像からまるで食物にハエがたかるように対象物を検出・画像抽出を行う手法などが開発されています。
本セミナーでは,昆虫規範型ロボット,昆虫型精巧ロボットによるマイクロファクトリーおよび昆虫型画像抽出の提唱者によってコンセプトから産業応用までをわかりやすく説明しました。
プログラム
1.「昆虫規範型ロボットについて」
東京大学大学院 機械情報工学専攻 教授 三浦 宏文 氏
2.「昆虫型精巧ロボットと産業応用」
電気通信大学 機械制御工学科 助教授 青山 尚之 氏
休憩(コーヒーブレーク)
3.「ハエの食物探査行動にならった新画像抽出技術」
電気通信大学 機械制御工学科 教授 山藤 和男 氏
企画/司会 | 電気通信大学 共同研究センター 助教授 | 田口 幹 氏 |
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資料の残部がございます。実費(2,000円)でお分けします。
ご希望の方は、御氏名、送付先をFAXにて共同研究センター042-443-5726までお申し込み下さい。