Center for Industrial and Governmental Relations

産学官連携支援部門サイトHOME > ピックアップ > 共同研究センターメール > 電気通信大学 共同研究センターメール No.44 Web版

電気通信大学 共同研究センターメール No.44 Web版

発行:2005年6月30日

目次

  1. 巻頭言
  2. 第60回研究開発セミナー報告
  3. 産学連携と共同研究契約に係る戦略セミナー報告
  4. 第1回産学連携 DAY in 電気通信大学報告
  5. 2005インターンシップ経験交流会報告
  6. 対外活動と社会貢献

産学連携の大学ランク付け

共同研究センター長 中嶋 信生

文部科学省より、平成16年度の産学連携等実施状況をまとめた資料が公開されました。それによりますと、国公私立大学等の共同研究は昨年に比べて16%増加し、1万件を突破しました。その中で、情報通信に関する件数は11%、また中小企業との共同研究が30%となっています。また、1件当りの平均研究費は200万円です。
それでは、電通大はどうかといいますと、昨年度の共同研究件数は90件で伸びは、5%でした。平均研究費は100万円です。
トップ30の大学も紹介されていて、件数別では117件の熊本大学が30位、研究費別では総計186百万円の奈良先端科学技術大学院大学が同じく30位で、電通大は枠外でした。なお、特許出願件数では、電通大は64件で29位となっています。
経済産業省でも、産業界の目で大学の産学連携体制のランキングを公表し、上位3位が立命館大、東京農工大、徳島大でした。
もとより件数を競うのが共同研究の目的ではありませんが、大学は法人化後より直接的な社会貢献を国からも求められていること、産学連携の教育・研究面でのメリット、今後厳しくなるであろう大学経営面への貢献、本学の中期計画の中で産学連携強化が重要課題となっていること等を考慮すれば、いま一層教員各位の関心の高まりが必要なことは明らかです。
先日、研究室紹介雑誌「OPAL-RING」を皆様の研究室にお届けしました。企業に電通大の seeds をよりよく知って貰おうという動機で、共同研究センターが作成したものです。まだ49研究室の紹介に留まっていますが、9月には77研究室に拡大します。その後も多くの教員から希望を募って、充実化を図っていきます。
また、本年6月7日には、「産学官連携 DAY in 電通大」と称して初めて共同研究センター、サテライトベンチャービジネスラボラトリー、機器分析センター等が共同した企業向け公開企画を実施しました。
これらの各種活動を通じて、共同研究センターでは平成18年度に共同研究件数150件の目標を達成すべく各種活性化施策を進めているところです。それが実現できれば、全国の大学ランキング30位以内も夢ではありません。
皆様のご協力を是非ともよろしくお願い致します。

このページのTOPへ

第60回研究開発セミナー報告

共同研究センター長 中嶋 信生

通常、研究開発セミナーは学外の専門家を主体に講師陣を組んでいますが、第60回では本年4月に設立された先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター( Advanced Wireless Communication research Center : AWCC)を紹介することとし、その構成員である3人の教員を講師としてプログラムを構成し、平成16年5月18日に実施しました。内容は、センターの目的と組織、ならびに研究内容の紹介で、63名の方が参加されました。
AWCCは、電気通信大学の建学以来の強みである情報通信分野において、最先端のワイヤレス分野に特化した教育・研究を活性化すると共に、研究成果を積極的に技術移転することを目指しています。最初の講演では、唐沢 好男 センター長からAWCC全体の紹介がありました。組織的には、専任教員、兼務教員、協力教員、ポスドク研究員、客員教員からなっています。専任と兼務教員がコアになってAWCCを運営し、協力教員は学科に軸足を置きながら、それぞれの専門分野で研究を共同で行います。各分野の専門家が集まっていることの強みを活かした大型のプロジェクト研究を狙いとし、企業との共同研究や競争的研究資金によるグループ研究を積極的に行っていこうと考えています。
2件目は唐沢教授の研究テーマである、「環境適応ワイヤレスインターコネクション技術」が紹介されました。最近研究が盛んなMIMOや無線ベースバンド伝送、大容量蓄積型信号処理などです。MIMOは限られた周波数帯域を用いながら、複数のアンテナと信号処理を組み合わせることで、飛躍的は周波数効率が得られます。無線ベースバンド伝送は非常に高速な通信を可能とするもので、UWBの先がけでもあります。
3件目は本城教授により、高効率マイクロ波増幅器とUWB用アンテナの研究紹介です。マイクロ波増幅器では、高次の高調波までインピーダンス整合をとることで、飛躍的な高効率化を達成しています。UWB用アンテナは、バタフライ型の自己補対を基本としていて、プリント基板上に形成でき、簡単な構成で、良好なインピーダンス特性を実現しています。UWB用のフロントエンドやフィルタの紹介もありました。
4件目は中嶋が担当し、電波による位置検出とROF技術を紹介しました。位置検出はGPSが使用できない屋内空間で位置検出を可能にすることを目的にBluetoothの原理を用いて検討しました。反射の多い環境でも1〜2mの平均誤差で位置を特定することができます。また基準点の装置は特にネットワーク化する必要がなく、設置が容易なことが特徴です。ROF技術はマイクロセル等への無線伝送に有効ですが、更に送信先の装置の無電源化を実現することで、非常に小型で保守の簡易な基地局を作ることができるようになりました。
今後の研究開発セミナーでは、AWCCの活動を多くの方々に親しんで頂くため、ワイヤレス関連の企画を続けて実施していく予定です。

このページのTOPへ

「産学連携と共同研究契約に係る戦略セミナー」報告

報告:知的財産本部 米山 重之 知財マネージャー

電気通信大学の知的財産本部では、平成16年度の特許庁研究事業である「大学における知的財産権研究プロジェクト」の業務委託を受けたことを機に、“産学連携に係る共同研究契約”のあり方について、早くからプロジェクトを組んで研究してきました。この成果を生かして、平成17年5月25日(水)の午後、電通大・青山スカイオフィスにおいて「産学連携と共同研究契約に係る戦略セミナー」“共同研究契約書の推奨雛形の条文と解説”を共同研究センターと共催で第12回高度技術研修会として開催しました。
当日は、有料のセミナー(研修会)にもかかわらず、定員を超える60名の参加者が、企業の知財・契約部署、産学関連部署、大学の知財・TLO機関、共同研究機関などから集まりました。
特にその内容は、企業の知財部門を長年経験してきた知財本部の講師陣が、企業と大学の両方の立場に立って“共同研究契約のあり方”などについて講演したこともあって大変好評でした。
また、今回定員超えのため受講できなかった方々の強い希望に応え、第2、3回目の追加セミナーを6月10日(金)、7月8日(金)に同内容で開催することに決定致しましたが、既に、6月10日は満員の状況となり本戦略セミナーへの関心度の高さが現れてきています。

以下は、今回のセミナーのプログラム内容です。

プログラム

  1. 「産学連携に役立つ知的財産本部のあるべき役割」
    講師:堀建二 知的財産本部 副本部長
  2. 「共同研究の戦略立案にあたり大学の実態を知る」
    講師:米山重之 知財マネージャー
  3. 「産学連携推進のための共同研究契約」
    電通大からの共同研究契約書の雛形提示
    講師:知的財産本部 客員教授・弁理士 井桁貞一

産学連携と共同研究契約に係る戦略セミナー
産学連携と共同研究契約に係る戦略セミナー

このページのTOPへ

第1回産学連携 DAY in 電通大報告

報告:地域・産学官連携推進機構 竹内 利明 特任教授

電気通信大学の産学官連携全体を紹介する「第1回産学官連携DAY in電通大」を6月7日(火)に開催しました。本イベントは、昨年まで別々に開催していた「共同研究成果報告会」、「学生アイディアコンテスト」、「SVBL成果報告会」等を同時に開催しました。電気通信大学の産学官連携を一日で、出来るだけ多く見ていただくために企画したイベントで、企業関係者の利便性を高めると共に、これから産学官連携に取り組みたいという中小企業者に気軽に見ていただく敷居の低いイベントにしたいと考えました。来場者は、午前中の基調講演では約200名で、その内企業関係者は約150名でした。イベント全体への参加者は学内外及び出展関係者も含めると約500名になりました。
基調講演は、文部科学省研究環境・産業連携課技術移転推進室の伊藤 学司 室長から「イノベーション創出に向けた戦略的・組織的な共同研究の推進」をテーマ講演していただきました。続く基調講演として経済産業省燃料電池推進室 安藤 晴彦 室長から「燃料電池を巡る国家戦略と中小企業のビジネスチャンス」をテーマに講演していただきました。アンケートの結果を見ると共に好評で、特に最先端の燃料電池技術に中小企業がチャレンジできる可能性があることが良く理解できたので、ぜひチャレンジしたいという感想もありました。安藤 晴彦 室長は、昨年度より本学の客員教授として、活躍していただいています。続いて、機器分析センターの桑原大介助教授から、国内最新の電子顕微鏡、最新鋭X線結晶回折装置、その他分析・計測装置についてについて説明して、午後から展示・公開しました。更に本年4月1日設置した電気通信大学の戦略的研究拠点である「先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター」について唐沢好男 センター長から世界最高水準のワイヤレス情報通信技術の研究教育拠点を目指す活動を紹介しました。
午後から共同研究成果報告会、学生アイディアコンテストを開催、学生アイディアコンテストは、アンケート結果を見ても非常に好評でした。アイディアのレベルも高く、プレゼンテーションも素晴らしいという評価がありました。プレゼンテーションに続いて、学生が自分で作成した説明用のポスターの前に立ち、来場者と自由に意見交換するポスターセッションを行い、多くの企業関係者が学生と直接コミュニケーションして、産業界の実状をベースに多くの示唆に富んだご意見をいただくことができ、学生は多くのことを学ぶことができました。また、企業から高い評価を得ることのできたアイディアもあり、共同研究を検討したいということで、企業を訪問して打ち合わせを行いました。
当日、企業関係の来場者には、この日初めて外部に公表した「研究室紹介〜共同研究はじめの一歩」を配布しました。これは、電通大の共同研究を更に促進するためには、誰にでもわかりやすく研究室を紹介することを目的に、昨年から準備してきたもので、プロのカメラマンによる撮影とプロのライターが研究室を取材して、専門家でなくても研究内容を理解できるように書き下ろしたものです。印刷物は1000部用意しましたが、好評で既に残部は少なく、7月中旬を目標に、本学のホームページで公開する予定です。また、第2版では、新たに研究室を追加取材して、秋には発行する予定で準備を進めています。

このページのTOPへ

2005インターンシップ経験交流会報告

報告:共同研究センター 中野 喬 客員教授

平成17年5月23日(月)、B棟202講義室において、インターンシップ受講希望者を対象に表記交流会を開催しました。今年度は学部の2年・3年生を対象に以下のフレーズと主旨で開催しました。

フレーズ

勉学のために 就職活動のために、職業観を形成しておくことが大切です。
インターンシップは勉学の動機づけや職業観を形成するために役立ちます。

主旨

大学生になってみて、「これからはどんな生き方をしようか?」と考えることがあるでしょう。大学入試という大目標が達成されてしまって、次の大目標探しに当惑していませんか? 実社会で大人たちはどんな生き方をしているのか緊張感を持って観察・体験したことがありますか? 生き方は現場を見てこなければ認知できません。
インターンシップは期間を限って就業体験をする教科です。現場観察の教科です。現場観察の中から実際を認知し、不思議を発見するとこれからの学問の方向付けができるでしょう。皆さんのキャリア形成はここから始まります。是非自分探しの旅に挑戦してみてください。今回は先輩たちがインターンシップの経験や就職活動との関係などを紹介してくれます。先輩の話を聞く中から自分の生き方の課題を解きほぐして見ましょう。

プログラム

  1. ご挨拶
    共同研究センター長 中嶋 信生 教授
  2. 先輩の体験交流
    司会 共同研究センター 中野 喬 客員教授
    • 池田 大時朗 君 システム工学科 4年
      16年度インターンシップ体験者
      (株)富士通システムソリューションズとリコー(株)
      公募で体験 就活内定
    • 山中 泰子 さん 量子・物質工学科 4年
      16年度インターンシップ体験者 テイジン(株)
      公募で体験
    • 阿部 倫也 君 電子工学科 4年
      16年度インターンシップ体験者 田辺特許事務所
      推薦で体験
  3. 先輩とグループで質疑と討論
  4. むすび(今後の注意事項など)
    共同研究センター 中野 喬 客員教授

約40名の学生が参加し、先輩のプレゼンを聞いた後それぞれの講師の下で熱心な質疑が行われました。

このページのTOPへ

対外活動と社会貢献

平成17年度産学連携事業連絡会議

平成17年3月25日(金)、立川の多摩中小企業振興センターにおいて表記会議が開催され、小川産学連携コーディネータが参加しました。2月の産学連携プラザ2004やコーディネート研究会などの成果を評価し、平成17年度にも同様なイベントを実施することになりました。

地域貢献部門会議

平成17年3月28日(月)、平成16年度第12回の地域貢献部門会議が同部門長の人間コミュニケーション学科福田教授の研究室で開催され、田口専任助教授が参加しました。
平成17年4月25日(月)、平成17年度第1回の地域貢献部門会議が同部門長の人間コミュニケーション学科福田教授の研究室で開催され、田口専任助教授が参加しました。
平成17年5月23日(月)、平成17年度第2回の地域貢献部門会議が同部門長の人間コミュニケーション学科福田教授の研究室で開催され、田口専任助教授が参加しました。
平成17年6月20日(月)、平成17年度第3回の地域貢献部門会議が同部門長の人間コミュニケーション学科福田教授の研究室で開催され、田口専任助教授が参加しました。

調布市との交流会

平成17年3月28日(月)、調布市と本学との協力関係をさらに進めるために調布市の関係者をお招きして交流会が開催されました。長友 貴樹 市長、益田 学長はじめ関係者が集まり交流を深めました。

産学連携DAY打ち合わせ

平成17年6月7日(火)に共同研究センター主催の共同研究成果報告会とSVBL主催の学生アイディアコンテスト、SVBL成果報告会を「産学連携 DAY in 電通大」として開催することになり、平成17年4月5日(火)、第1回目の打ち合わせが行われ、機器分析センターも装置の公開を行うことになりました。
続いて、平成17年4月13日(水)、第2回目の打ち合わせが行われ、当日の午前中に基調講演として文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課の 伊藤 学司 技術移転室長と経済産業省の 安藤 晴彦 燃料電池推進室長に講演をお願いすることになりました。
平成17年5月11日(水)、第3回目の打ち合わせが行われ、各部門の時間・受付場所などを確認しました。
「産学連携 DAY in 電通大」終了後の平成17年6月17日(金)には、総括と反省会を開き、来年度第2回「産学連携 DAY in 電通大」を開催することを決めました。

コラボ産学官理事会

平成17年4月15日(金)、コラボ産学官 in TOKYO において、理事会が開催されました。これまで1年間の活動を評価し、2年目に向けた計画が議論されました。地方の大学からコラボ産学官のメリットがよく見えてこないとの指摘があり、2年目からの活動に反映していくことになりました。

専任教官(教員)会議幹事会

平成17年4月20日(水)、共同研究センター4階研修室において、全国共同研究センター専任教員会議の幹事会が開催されました。幹事長である和歌山大学地域共同研究センターの 河崎 専任助教授の呼びかけで今年度の各地方ブロック幹事である弘前大学地域共同研究センターの 内山 専任助教授、福井大学地域共同研究センターの 川井 専任助教授、今年度専任教員会議を開催する九州大学の 湯本 専任教授と本センター田口専任助教授が参加しました。議題は以下の通りでした。

議題1.次回専任教員会議実施要領について

  • 日程 2005年8月25日(木)〜8月26日(金)2日間
  • 会場 西新プラザ(予定)

議題2.時期当番大学について

インターンシップ委員会

平成17年4月26日(火)、今年度のインターンシップの実施について第1回目の委員会が行われました。各学科・専攻のインターンシップ委員とインターンシップ担当の 中野 客員教授、田口専任助教授が出席し、今年度のインターンシップの実施は昨年度同様にすることが確認されました。今後各学科・専攻において履修予定者向けの説明会を開催することが確認されました。

東京経営者協会より来学

平成17年4月28日(木)、インターンシップでご協力頂いている東京経営者協会より伊佐様が法人としての大学に入会を勧めるためにお見えになり、インターンシップ担当の 中野 客員教授、田口専任助教授と懇談し、今後は法人の総務部とお話し頂くことになりました。

中国国家大学科技園協会代表団来学

平成17年5月11日(水)、折から来日中の中国大学科技園(サイエンスパーク)協会の代表6名が本学においでになり、(株)キャンパスクリエイトと本センターを視察されました。

コラボ産学官コラボ祭り(コラボ1周年記念)

平成17年5月12日(木)、コラボ産学官in TOKYO において、コラボ産学官1周年を記念したコラボ産学官コラボ祭りが開催され、会員大学とともに本学も参加しました。

(株)コラボ産学官発起人会

平成17年5月20日(金)、コラボ産学官in TOKYO において、朝日信用金庫が中心になり、信金中央金庫に呼びかけているコラボファンド(仮称)の運用にあたり、無限責任組合員となる(株)コラボ産学官(仮称)の設立に向けた発起人会が開催され、田口専任助教授が出席しました。この会社はコラボ産学官の会員が個人の資格で出資するもので、コラボ産学官の活動を資金面から協力するものになる予定です。

共同研究センター事業協力会総会

平成17年5月20日(金)、平成17年度の共同研究センター事業協力会の総会が共同研究センター4階研修室で開催され、本年度の計画が承認されました。本年度から共同研究センター企画・主催の研究開発セミナーの運営を委託することになりました。

産学官連携推進に関する検討会

平成17年5月21日(土)、共同研究センター4階研修室において、表記会議が開催され、平成17年度の共同研究センター客員教員の内、リエゾン担当と共同研究推進担当の方々にお集まり頂きました。中嶋センター長と田口専任助教授から本年度の事業計画が説明され、意見の交換を行いました

東京都産学公連携推進会議

平成17年5月24日(火)、蒲田の城南地域中小企業振興センター2階研修室において表記会議が開催され、田口専任助教授が参加しました。「東京都産学公連携推進会議」は、東京都が都内の中堅・中小企業の人材育成・技術の継承及び技術開発力の向上に資するよう、大学や公設の試験研究機関等との密接な連携と交流を推進する社会的なしくみづくりに向けて、産業界、都内の大学等教育機関及び公設試験研究機関相互の協力体制の確立を目的として、年1回開催しているものです。学の立場からは本学の他、首都大学東京、東京電機大学、都立航空高専が招待され意見を述べました。今年度は初めて都外から田町のキャンパスイノベーションセンターに入居している同志社大学、広島大学、金沢TLOから参加しました。

NPO法人「三鷹ネットワーク大学推進機構」設立総会

平成17年5月24日(火)、三鷹の三鷹産業プラザ7階において、昨年度から準備を続けてきた「三鷹ネットワーク大学(仮称)」の運営主体となる特定非営利活動法人「三鷹ネットワーク大学推進機構」の設立総会が開催されました。理事長には前法政大学総長の 清成 忠男 先生が就任されました。本学 益田 隆司 学長も理事に就任しています。

産学連携学会(徳島大)

平成17年5月26日(木)、27日(金)の2日間にわたって、徳島市のウェルシティ徳島において第3回目にあたる産学連携学会の学術講演会が開催され、中野客員教授と田口専任助教授が出席し、電気通信大学におけるインターンシップについて報告しました。

TAMA協会総会

平成17年6月3日(金)、八王子において平成17年度の総会が開催され、田口専任助教授が参加しました。平成17年度の活動計画が報告されました。

コラボ産学官理事会

平成17年6月6日(月)、コラボ産学官 in TOKYO において、理事会が開催されました。今年度からコラボ産学官の理事に就任した田口専任助教授が参加しました。平成17年度の活動計画が報告されました。

たま産学連携交流会in 農工大 連絡会議

平成17年6月6日(月)、東京農工大工学部において、表記会議が開催され小川産学連携コーディネータが出席しました。たま産学連携交流会は昨年度本学で行われたもので、本年度は東京農工大工学部が主会場で本学も共催することになっています。今年度も9月の開催に向けて準備することになりました。

産学官交流シンポジウム

平成17年6月15日(水)、16日(木)の両日、横須賀のYRPにおいて第7回目になるYRP産学官交流シンポジウムが開催されました。15日には中嶋センター長が「ユビキタスネット社会実現のためのワイヤレス技術とそのサービス」と題したパネルディスカッションのコーディネータを務めました。16日にはキャンパスクリエイトの安田社長が「産学官の連携・交流とベンチャー支援」と題して講演、AWCCの唐沢センター長が電通大のAWCCの紹介をしたのに続き、中嶋研究室の川野さんが「ROF無電源無線中継におけるEO変換の高効率化」と題した研究を発表しました。

このページのTOPへ