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電気通信大学 共同研究センターメール No.41 巻頭言

産学連携の活性化に向けて

共同研究センター長 教授 中嶋 信生

国立大学の法人化に伴い、産官学連携が一層強く期待されていることは、皆様ご存じの通りです。これに対応すべく、共同研究センターでは、さまざまな工夫を凝らしてきました。まず大事なのは産・学の情報交流です。お互いのニーズ・シーズがわかってくることで新たな連携を築くことができます。そのための新たな施策をいくつかご紹介します。
まず学内向けには、教員の皆様が研究成果を世の中に普及させたいと思ったとき、だれに相談すればよいか迷うことと思います。そこで共同研究センターに関わる全てのスタッフの連絡先・業務・顔写真を冊子にまとめました。近日中に配布の予定ですので、是非手の届くところにおいて活用下さいますようお願い致します。
運営委員に代わって今年度より電気通信学部の各学科・情報システム研究科に協力教員をお1人ずつお願いして、産学官連携の窓口を担って頂くことにしました。協力教員の皆様には各学科・専攻における研究状況を掌握して頂いて、産学連携の可能性を見出すことが役目です。そこで各教員の方々には、ご自分の研究で産学連携に役立てそうな成果がありましたら、是非協力教員にお知らせ頂きますよう、よろしくお願い致します。
学外に向けては、企業から大学の研究がわからないという声に対処すべく、各教員の研究内容を紹介する冊子を製作中です。一部の教員からヒアリングを始め原稿ができつつあり、次第に対象範囲を拡大して参ります。本資料も機会を捉えて是非ご活用頂きますよう、お願いいたします。
その他、産学間の情報交流の場として、さまざまな機会を作っています。共同研究成果発表会、コラボ産学官、9月22日のTOKYO・TAMA異業種交流会、などです。特に具体的な目的がなくとも、ご参加頂ければ必ず何らかのプラスがあるはずです。既に企業と共同研究を実施されている以外の教員の皆様に是非ご参加下さいますよう、重ねてお願い致します。
共同研究センターでは昨年度より約20件多い100件を、今年度の共同研究件数の目標に掲げました。件数の達成が目的ではありませんが、他大学に比べてもまだまだ低い値です。共同研究未体験の皆様の活躍が不可欠ですので、どうぞよろしくお願い致します。

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