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電気通信大学 共同研究センターメール No.40 巻頭言

センター長就任にあたって

共同研究センター長 教授 中嶋 信生

はじめまして、人間コミュニケーション学科の中嶋です。平成16年度、共同研究センター長とリエゾン部門長を拝命しました。
国立大学法人化に併せて、産官学連携の重要性が叫ばれていることは、皆様よくご存じのことと思います。しかしながら、それが大学にとって本当に望ましいのか、どのように進めていけばいいのか、やや戸惑っていらっしゃる先生方もいらっしゃるのではないでしょうか。肝心の教育や研究がおろそかになっては、本末転倒です。でも、企業との連携からは、研究資金の獲得だけでなく、世の中のニーズを把握できる、学生の社会性が鍛えられる、などのさまざまなメリットも期待されます。
共同研究センターに関わって以来、産学連携で大きな成果を挙げている大学の名がしばしば飛び込んできます。やはり電通大が1歩遅れをとっている感は否めません。幸い本学は産学連携を支援する組織が非常にしっかりしていて、また研究分野も時宜を得たものです。皆様のちょっとした努力が、大きな成果に結びつくと思います。これから望ましい産官学連携の方法を模索しつつ、研究室訪問などの草の根活動を進めて参りますので、ご協力の程、是非ともよろしくお願い致します。

組織の変更

先の共同研究センターメールNo.38(平成15年12月発行)で森崎センター長(当時)が構想を示された「地域・産学官連携推進機構」が法人化を契機に正式に発足しました。この機構は学長直属で、その下に「知的財産本部」と「産学官等連携推進本部」の2本部が設置されています。さらに、産学官等連携推進本部の下に

  1. リエゾン部門(共同研究センター)、部門長:人間コミュニケーション学科 中嶋 信生 教授
  2. ベンチャー創出支援部門(SVBL)、部門長:電子工学科 野崎 眞次 教授
  3. 機器分析部門(機器分析センター)、部門長:知能機械工学科 越智 保雄 教授
  4. 地域貢献部門(新設)、部門長:人間コミュニケーション学科 福田 豊 教授

の4部門があります。(括弧内はそれまでの組織名)
初代機構長には前共同研究センター長の電子工学科 森崎 弘 教授が就任されました。 共同研究センターは学外に向けた組織として存続し、これまで以上に、本学の産学連携の窓口として学内外の間の架け橋として広くお役に立つよう努力して行く所存ですので、皆様のご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

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