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産学官連携ニュース No.19   Web版

発行:2013年12月25日

目次

第25回国立大学法人共同研究センター長等会議報告

産学官連携センター長 特任教授 中嶋 信生

 第25回国立大学法人共同研究センター長会議は、平成25年10月31日〜11月1日に当番校である鹿児島大学により、鹿児島サンロイヤルホテルを会場として実施された。参加大学は60校、出席者は160名であった。本学からは、中嶋 産学官連携センター長、本間 知的財産部門長、茂木 研究協力課産学連携係長の3名が出席した。
 1日目は、鹿児島大学 前田 芳實 学長の開会挨拶で始まり、文部科学省 科学技術・学術政策局産業連携・地域振興課大学技術移転推進室 横井 理夫 室長による「産学官連携の現状と今後の展開」と題された基調講演で幕を開けた。
 続く全体会議では、鹿児島大学 産学官連携推進センター 福島 誠治 センター長の司会で、今回のプログラムの説明、次期当番校の決定、専任教員会議報告が行われた。来年度は北見工業大学が当番校となり、社会連携推進センター長の 川村 彰 教授から挨拶があった。専任教員会議の概要は、横浜国立大学 共同研究推進センターの 村富 洋一 教授が報告した。
 その後2つの分科会に分かれて発表と質疑が行われた。分科会Aのテーマは「共同研究センター等のマネジメント」、分科会Bのテーマは「地域と大学のコミュニケーション戦略」であった。中嶋は分科会Bに参加し、本学が主な連携対象としている多摩地域の産業の概要と特徴、ならびに本学の100周年に向けて準備を進めている共同研究施設の建設と運用方法について発表した。その他、信州大学、三重大学、愛媛大学、宮崎大学からも発表があった。これらの発表から、本学のように首都圏にある大学と、地域に根ざした大学には共同研究センターのミッションに大きな差異のあることが感じられた。地域では自治体活動への貢献が期待され、また多くの努力が注がれていた。一方、産学連携面では、弘前大学の「赤いリンゴの開発」、滋賀大学の「伝統工芸の活性化」、山口大学の「地産品のブランド化」など工学分野に限らない広い範囲での連携が報告された。
 分科会Aは本間教授が参加した。分科会Aでは、社会情勢の急激な変化、産学官連携や科学技術の振興を目的とした文部科学省の施策に対応して、もともと民間等との共同研究の実施を目的とした共同研究センター等以外に、知的財産の権利化・管理・活用やリサーチ・アドミニストレーターの確保・育成を実施する部署が生まれ、それらの部署との統廃合を経た変遷やこれからの学内での組織的位置づけについて、5大学から紹介があった。また、人的・予算的リソースが決して十分とは言えない共同研究センター等において、大学の第三の目的である「社会貢献」を担う中心的組織として、どのような工夫や解決を行っているかについての紹介と議論が行われた。具体的には5大学から、「実用化研究を進める共同研究センターとして外部資金による自立型運営を行っている事例」や「共同研究支援、ベンチャー育成を目的とした、産学連携推進プロジェクト制度を学内公募で実施している事例」、「地域貢献を目的としたコラボフェスタを全学的なイベントとして開催し、研究成果を地域企業向けに発信している事例」等の紹介があった。
 2日目は、(株)エルムの 宮原 隆和 代表取締役の講演「『想い』を『かたち』に、そして『世界』へ」に続き、各分科会から今後検討すべき課題として、@地域共同研究センターは法人化後に限られた人的資源と予算を創意工夫し、非常勤職員を有効に活用しながら多様な発展を遂げてきた経緯があるが、組織変遷について総括する必要があるのではないか、A多様な地域ニーズにこたえるための関係性を再構築するために、学外セクター(産業、金融、行政、市民)との対話の場の設定や、セクターを連動・一体駆動させる潤滑油として大学が果たすべき役割、B個々において積み上げた成功事例や「創意・工夫」を日本社会全体の財産として広く共有・活用すべきである、との報告があった。その後、11時に閉会した。次回は北海道北見市にて来年の9月頃開催の予定である。

センター長等会議での中嶋センター長の発表の様子
 センター長等会議での中嶋センター長の発表の様子

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第93回研究開発セミナー報告

報告:情報理工学研究科 教授 石橋 孝一郎
/産学官連携センター 中嶋 信生 特任教授

 第93回研究開発セミナーは、「ICTを応用したデジタルヘルスケアシステムの技術動向」をテーマに80周年記念会館で平成25年10月2日13:00より開催されました。聴講者は48名でした。  高齢化と健康志向から、ICT技術を応用した健康管理に注目が集まっています。今後大きな産業になる可能性がありますが、今はまだ孵化の段階であり、真のニーズをいち早く発見した企業が市場をリードできるのではないかと思われます。そこで今回のセミナーではセンサーやその情報を伝達する無線ネットワークなどのシーズとニーズの実例を紹介して、今後の動向を判断する参考としていただくことを目的としました。講演内容は、イントロダクション、ヘルスケアに関連する各種センサー技術の紹介、センサーに適用する無線ネットワーク技術の動向、エネルギーハーベスト技術の応用例、介護施設におけるICTの利活用について、としました。
 イントロダクションでは本学の 石橋 孝一郎 情報理工学研究科教授と産学官連携センター 中嶋 信生 特任教授が、センサー電源の課題とデジタルヘルス普及への考察について講演しました。ムーアの法則によりトランジスタの実装密度が2年間で2倍になると共に消費電力が低減し、超低消費電力な応用が可能になりました。また環境からエネルギーを吸収し発電する所謂エネルギーハーベスティング技術と組み合わせることにより、バッテリーレスのセンサーもできるようになり、センサーネットワークの実現性が高まりました。しかしながらそれだけで利用が急速に拡がるわけではなく、導入する価値があるだけの機能や能力が必要です。そこで、センサーをヘルスケア分野に普及させるために開発し実現せねばならない機能を考察しました。
 2番目の講演はオムロンヘルスケア株式会社学術技術部学術渉外担当部長である 鹿妻 洋之 氏に「医療機器周辺におけるスマート化の影響について」と題した講演でした。単なるセンサーネットワークを超えた、データ処理・診断なども含めてスマートヘルスケアの紹介をいただきました。バイタル情報の検出、記憶、データ処理、診断などをどこで行うかによって、いろいろなシステム構成があり得ます。検出から結果表示まで行う方法から進んでいくと、センサー部は検出だけなどという形態も可能です。センサーネットワークの運営主体も装置を開発している企業から病院や介護施設までバリエーションがあります。このことからも単に優れたバイタルセンサを開発しただけですぐ実用システムができるわけではないことがわかりました。最近の特徴として、検出結果の処理と表示にスマホを利用する例が多く挙げられました。例えば血糖値計、血圧計、喘息管理、心電計、皮膚がんチェック、呼吸機能検査、眼底亜撮影、聴診器などで既に実用化されています。その他、医療に近い分野では薬事法を考慮する必要があります。デジタルヘルス実現にはさまざまな視点での総合的な開発戦略の必要なことがわかりました。  3番目は日本テキサス・インツルメンツ株式会社マネージャの 井崎 武士 氏に「無線ネットワーク」と題して講演していただきました。センサーに適用が検討されている無線方式は複数あり、それらは通信距離、スループット、消費電力、ネットワークトポロジーなどで異なった特徴を持っています。その1つである「ANT」は2.4 GHz帯を使用する独自の通信プロトコルを有しています。超低消費電力、単純なネットワークトポロジー、優れたファイルトランスファー方式などの特徴があり、ANTメンバーには自転車メーカーが多いです。「BLE」はBluetooth Low Energyの意味で、文字通り従来のBluetoothを低消費電力化した通信規格です。iPhoneに導入されて普及し、Androidでも採用されています。使用条件にもよりますがコイン電池で1年間使用が可能ですが、消費電力を抑えるために、通信速度は100 kbpsまでとなっています。テキサス・インツルメンツではBLEセンサータグキットを商品化しています。「BAN」の標準化も進んでいます。既存のBluetooth, ZigBee, Wi-Fi, BLE, ANTの利用も考えられますが、それらは他の用途に最適化されているため必ずしもBANには適しません。そこでIEEE802.15.6でBANの通信規格が検討されています。具体的には、「HBC」(Human Body Communciation)、「NB」(Narrow Band)、「UWB」(Ultra Wide Band)の3つの規格があります。また、我が国ではデジタルヘルスケアの標準化を図る団体「コンティニュア・アライアンス」が活動しており、その紹介がありました。
 4番目は立命館大学教授の 道関 隆国 氏に「エネルギーハーベスティングを利用したセンサー応用」と題して尿発電システムの研究成果を発表いただきました。環境発電を適用するためには、発電技術、使用する電力を抑える低消費電力化技術、発電エネルギーを利用側に効率的に伝える電源変換技術が必要です。またエネルギー源には、光、熱、運動などがあります。それらの発電能力の比較が紹介されました。エネルギーハーベスティングの最初は腕時計における光エネルギーの利用でした。講演者は植物発電と尿発電の研究にとり組んでおり、その成果が発表されました。
最後の講演は、センサーを利用する側の株式会社モアソフト社長の 高田 優一 氏に「介護施設での利用」と題して講演していただきました。モアソフトは特別養護老人ホームを運営していて、そのICT化による介護の質の向上と経営効率の向上に積極的に取り組んでいます。介護ではバイタル情報を含むさまざまなデータが業務において発生します。介護の質や効率を高めるには、これらのデータを有効に活かすことが重要でかつ効果的と考えられます。いわゆるビッグデータです。ただしビッグデータをどう処理すればよいかはこれからの課題です。特に睡眠が介護の質に大きく関連することが指摘され、快眠により生活の質を上げることを狙いとしてその方法の検討が紹介されました。睡眠センサーとそこから得られるデータの解析です。究極は入居者の笑顔と介護をしない介護を目指しています。
今回のセミナーは、第84回研究開発セミナー「最新の無線を用いたセンサーネットワーク技術動向」の続きとしてヘルスケア関連の動向を紹介しましたが、全てを述べつくすには時間が不足でした。しかしその難しさと奥の深さはわかったと思います。今後もセンサー関連のテーマの継続を期待する意見が寄せられましたので、いろいろ視点を変えながら再度企画していく所存です。

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第94回研究開発セミナー報告

報告:情報理工学研究科 教授 石川 晴雄

 第94回研究開発セミナーでは、「最適化設計の最前線」と題して、平成25年11月18日(月)13:00より開催した。企画は情報理工学研究科 石川 晴雄 教授、司会進行は産学官連携センターの田村 教授が行い、参加者は46名であった。
 設計で扱う対象のモデルや現象の複雑化に伴い、また計算機の発達も相まって、これらを解析するシミュレーション技術や設計手法の高度化が著しく、最適化設計の現場で多用されるようになってきている。
 本研究開発セミナーでは、近年の最適設計の分野で重要な課題になっている形状寸法や構造の設計、現象の統計的解釈を加味したシミュレーション、初期設計での曖昧性、あるいは多目的性の表現と設計適用の課題について最適の動向を紹介した。
日時:2013年11月18日(月)13:00〜17:00
場所:電気通信大学 東7号館 4階415号室
○ 構造最適化:位相・最適化と3Dプリンター
株式会社 くいんと 代表取締役 石井 恵三 氏
○ 最適化などの統計的手法を用いたCAEの最新事情
株式会社 JSOL エンジニアリング本部 CAE技術部 第1課 小田 穂高 氏
○ 初期設計・多目的設計のためのセットベース設計手法
電気通信大学 情報理工学研究科 教授 石川 晴雄 氏
○ セットベース設計手法−トラックサスペンション設計への応用
日野自動車株式会社 車両研究室 柿沼 道子 氏
 構造最適化:位相・最適化と3Dプリンターでは、構造設計分野でよく使われるになった構造最適化技術について概要を紹介するとともに、設計者の感性を刺激する道具ともいえる位相最適化について概要、定式化、計算例の紹介があった。
 最適化などの統計的手法を用いたCAEの最新事情では、自動車の衝突現象における形状最適化について、たとえば衝突解析ソフト、モーフィング機能メッシュ作成ソフトおよび最適化ソフトの組み合わせによる適用例の紹介があった。また複数の計算結果から、統計的手法によるばらつきの原因を探索するツールであるDiff-Crashについての紹介もあった。
 初期設計・多目的設計のためのセットベース設計手法では、初期設計における不確定性の処理、および設計自体の多目的性を満たす設計解の導出のための有効な手法として、選択度付きセットベース設計手法(PSD手法)の説明があった。また構造、音響、流体制御など様々な分野への設計への適用事例の紹介もあった。
 セットベース設計手法−トラックサスペンション設計への応用では、トラックの乗り心地(振動)を左右するサスペンション設計に上記のPSD手法を適用した結果、多性能、多設計因子において設計解集合を求められたとの報告があった。

94回セミナー
94回研究開発セミナーの様子

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お知らせ

産学官連携センター運営委員会

 平成25年9月11日(水)、本センター4階研修室において第26回産学官連携センター運営委員会が以下の議題で開催されました。

  1. 特任教員の人事提案について
  2. 共同研究、受託研究の受入れについて
  3. その他報告事項

 平成25年12月12日(月)、本館5階会議室において第27回産学官連携センター運営委員会が以下の議題で開催されました。

  1. 特任教員の人事提案について
  2. 事業経費等の要求について
  3. 共同研究、受託研究の受入れについて
  4. その他報告事項

新入産学連携コーディネーターのご紹介

 本年10月1日付けで、安藤 嘉章(あんどう よしあき)さんと12月1日付けで、亀上 知世子(かめうえ ちよこ)さんのお二人が産学官連携コーディネーターとして着任しました。お二人の自己紹介です。

安藤 嘉章 コーディネーター

 2013年10月に産学連携コーディネーターに着任しました安藤です。
 大学、研究機関、企業、南極経験を戦術に研究者へのバックアップ、サポートを、多くの研究者、技術者、企業家、個人事業主との人脈ネットワークを使った戦略を、物理、化学、電子・電気工学、情報通信工学のスキルを武器に、産学官連携活動をいますのでよろしくお願いします。

安藤
南極にて(撮影:安藤)

亀上 知世子 コーディネーター

 12月1日に産学連携コーディネーター(URA)に就任いたしました、亀上知世子です。
 専門分野はバイオ・ライフサイエンスですが、現在は、同居のギリシャリクガメと意思疎通を図ることが課題です。商社に勤務していた経験を生かして、電通大を世界に向けて発信していきたいと考えています。

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研究開発セミナー(予告)

  産学官連携センター/インターンシップ推進室主催の第95回研究開発セミナー「産学連携の人材育成? −インターンシップ−」 を平成26年1月29日(水)13:00〜17:10に電気通信大学 B棟201講義室で開催します。詳しいことは、産学官連携センター産学官連携支援部門のホームページをご覧ください。参加申込みもそこからできます。
http://www.crc.uec.ac.jp/pickup/seminar/095.html

対外活動と社会貢献

おおた研究・開発フェア

 平成25年10月3日(木)、4日(金)、太田産業プラザ(PiO)で表記展示会が開催されました。本学からは出展しませんでしたが、田口特任教授が視察し、大田区の企業の方々と懇談しました。

TAMA協会地域イノベ・技術連携交流会

 平成25年10月4日(金)、第3回目の表記交流会が中野サンプラザで開催されました。本学からは水戸 准教授、由良 教授、内田 准教授、藤井 准教授、沈 助教の5人の先生方が参加企業の方々と面談をしました。中野、安藤コーディネーター、河野特任教授、田口特任教授が支援しました。

Bio-JAPAN2013

 平成25年10月9日(水)〜11日(金)、パシフィコ横浜において表記展示会が開催されました。本学から先進理工学専攻の 牧 昌次郎 助教がホタルの発光から商品化された「アルカミネ」についての研究を展示しました。比企、小島、中野コーディネーターと田口特任教授が支援しました。

Bio-JAPAN2013
Bio-JAPAN2013での展示

IT Pro(BigDATAExpo)

 平成25年10月9日(水)〜11日(金)、BIG Sight において表記展示会が開催されました。本学から知能機械工学専攻の 石川 晴雄 教授がセットベース設計手法についての研究を展示しました。比企、小島コーディネーターと田口特任教授が支援しました。

BigDATAExpo
BigDATAExpoでの展示

ふちゅうテクノフェア

 平成25年10月11日(金)、12日(土)、ルミエール府中において、第24回目になる府中工業技術展「ふちゅうテクノフェア」が開催され、本センターも展示に参加しました。比企、小島コーディネーターと田口特任教授が支援しました。2日間で3,000人を超える入場者がありました。

ふちゅうテクノフェア
ふちゅうテクノフェアでの展示

コラボ産学官学長フォーラム

 平成25年10月17日(木)、コラボ産学官プラザ in Tokyo においてコラボ産学官発足9周年を記念してコラボ産学官加盟の6大学の学長による第8回学長フォーラムが開催され、本学の梶谷学長も参加しました。

産業交流展2013

 平成25年10月30日(水)〜11月1日(金)の3日間、Big Sightにおいて恒例の表記展示会が開催され、本学からは出展しませんでしたが、田口特任教授が視察しました。今年度も東京都の多摩産業コミュニティ活性化事業の連合ブースがあり、計測器、電子デバイス、ロボットの3分野の展示がありました。計測器分野で産学官連携センター長の中嶋 特任教授の放射線量測定のためのヘリコプター型データ収集機の展示を行いました。

産業交流展での展示
産業交流展での展示

中小企業総合展2013

 平成25年10月30日(水)〜11月1日(金)の3日間、Big Sightにおいて恒例の表記展示会が開催され、本学からは出展しませんでしたが、中野コーディネーターが運営委員を担当しました。田口特任教授が視察しました。

国際ロボット展2013

 平成25年11月6日(水)〜9日(土)の4日間、Big Sight において、2年に1度の表記展示会が開催されました。本学からは下条・鈴木研究室と長井研究室が出展しました。田口特任教授、比企コーディネーター、中野コーディネーターが支援しました。

下条研究室の展示
国際ロボット展における下条研究室の展示

長井研究室の展示
国際ロボット展における長井研究室の展示

ビジネスフェア from TAMA

 平成25年11月7日(木)、新宿NSビルにおいて、西武信金主催の第14回目になる表記展示会が開催され、本学も例年通りキャンパスクリエイトとともに参加しました。

第3回武蔵野エリア産業フェスタ

 平成25年11月7日(木)、8日(金)の2日間、三鷹産業プラザにおいて、第3回武蔵野エリア産業フェスタが開催されました。このイベントは武蔵野市商工会議所、三鷹商工会、小金井市商工会の3者が武蔵野地区の製造業・情報通信産業の企業を結集したもので、2日間を通じて1,000名以上の来場者がありました。

朝日ビジネスマッチング2013

 平成25年11月14日(木)、東京ドームホテルにおいて、朝日信金主催の表記展示会が「つなぐ力、きずく力」をテーマに開催され、本学からは(株)キャンパスクリエイトとともに情報・通信工学専攻の 鎌倉 友男 教授の非線形超音波技術を利用した次世代音響技術と先進理工学専攻の牧 昌次郎 助教のホタル生物発光型、新規長波長発光材料の創製を展示しました。3,000人以上の参加者がありました。

朝日ビジネスマッチング
朝日ビジネスマッチングの様子

Embedded Technology 2013

  平成25年11月20日(水)〜22日(金)の3日間、パシフィコ横浜において恒例の表記展示会が開催され、本学からは出展しませんでしたが、田口特任教授が視察しました。

産学連携研究会

 平成25年11月21日(木)、立川の東京都中小企業振興公社多摩支社において表記研究会が開催されました。この研究会は技術シーズのパネル展示と参加大学のプレゼンテーションと技術相談会が行われました。本学からは先端超高速レーザーセンターの中川 賢一 教授の、「超高真空ポンプ」の研究を紹介しました。比企、小島、安藤コーディネーターと田口特任教授が支援しました。
本学以外の参加大学は青山学院大学、工学院大学、首都大学東京、上智大学、東京工芸大学、東京理科大学、東洋大学、日本大学、明星大学、横浜市立大学、芝浦工業大学、東京都市大学でした。

産学連携研究会
産学連携研究会での中川教授の技術相談会の様子

かぞく市 〜多摩の健康・介護・医療展〜

 平成25年12月6日(金)〜7日(土)の2日間、立川の昭和記念公園みどりの文化ゾーンにおいて多摩信用金庫の80周年記念行事として表記展示会が開催されました。本学から情報メディアシステム学専攻の冨沢助教が自立移動ロボットを出展し、同時に開催された「福祉関連機器の産学連携による事業化促進」と題した研究シーズ発表会において知能機械工学専攻の岡田准教授が「健康長寿のための歩行データベースおよび歩行能力診断システムの構築」と題して講演しました。本センターでは比企、小島、中野、安藤、亀上の各コーディネーター、と田口特任教授が支援しました。2日間で1,850名以上の来場者がありました。

かぞく市でのデモ
かぞく市での冨沢助教のデモンストレーション

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