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産学官連携ニュース No.15   Web版

発行:2012年12月25日

目次

産学官連携センター創立20周年記念講演会

産学官連携センター特任教授 田口 幹

 電気通信大学産学官連携センターは、前身である共同研究センターが平成4年に設立されてから、今年で創立20周年を迎えました。これを機に、平成24年12月14日(金)13時30分からB棟2階202教室において記念講演会を開催し、関係各位と当センターのこれまでの歩みを振り返り、電気通信大学の産学官連携活動を通じた活動の意義と今後の展開を確認し、大学として人類の持続的発展に貢献する知と技の創造と実践を目指すことを宣言しました。主催は産学官連携センターで、電気通信大学産学官連携センター事業協力会と(社)目黒会に共催していただきました。

三橋理事の主催者挨拶
 三橋理事の主催者挨拶

 記念講演会は 中嶋 信生 産学官連携センター長および 田村 元紀 教授の司会・進行で行われ、三橋 渉 理事(研究戦略担当)の主催者挨拶に続き、文部科学省 科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課 里見 朋香 課長と経済産業省 産業技術環境局大学連携推進課 佐藤 文一 課長から来賓祝辞をいただきました。

文部科学省 里見課長の来賓ご挨拶
 文部科学省 里見課長の来賓ご挨拶

経済産業省の佐藤課長の来賓ご挨拶
 経済産業省の佐藤課長の来賓ご挨拶

 その後、文部科学省 大臣官房審議官(高等教育局担当) 山野 智寛 氏から「大学改革とイノベーション創出」と題した基調講演がありました。続いて、タカノ株式会社の 堀井 朝運 相談役から 「イノベーションは誰でも起こせる」と題した記念講演を頂きました。

文部科学省 山野審議官の講演
 文部科学省 山野審議官の講演

タカノ株式会社 堀井相談役の講演
 タカノ株式会社 堀井相談役の講演

 休憩の後、中嶋 信生 産学官連携センター長から「電気通信大学産学官連携センターの20年の歩みとこれからの展開」と題して事業報告を行いました。
 最後に、梶谷 誠 電気通信大学長が閉会挨拶にかえて「産学官連携で知のボーダレス化を」と題して、本学のこれからの取り組みも含めて決意を述べました。

中嶋産学官連携センター長の事業報告
 中嶋産学官連携センター長の事業報告

梶谷学長の講演
 梶谷学長の講演

 地域はもとより全国から多くの方々にご参集頂き、209名の参加となりました。師走のお忙しいところをお出でいただいた皆様にはこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。

司会の田村教授
 司会の田村教授

 講演会後の情報交換会にも100名を超える方々にご参加いただき、各所で多くの情報交換が行われました。

情報交換会の様子
 情報交換会:来賓の長友調布市長

情報交換会の様子
 情報交換会:前田事業協力会会長の挨拶

情報交換会の様子
 情報交換会:安田キャンパスクリエイト社長の乾杯

情報交換会の様子
 情報交換会:田口特任教授の歴史紹介

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第24回国立大学法人共同研究センター長等会議報告

産学官連携センター特任教授 田口 幹

 第24回国立大学共同研究センター長等会議は、当番校である山形大学により米沢市の東京第一ホテルを会場として平成24年11月1日(木)、2日(金)の2日間開催され、全国62大学(含むオブザーバーの龍谷大学)の各センターから各センター長、専任教員、研究協力関係事務員など山形大学以外から161人が参加しました。本学からは 唐沢 産学官連携支援部門長、田口 特任教授、茂木 研究協力課産学連携係長の3名が出席しました。
 会議は、安田 弘法 山形大学理事・副学長のご挨拶の後、文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課の 里見 朋香 課長が「産学官連携の戦略的展開」と題して講演しました。
続いて、全体協議で次期当番校を鹿児島大学とすることを決めた後、第25回専任教員会議の報告が当番校であった山梨大学の 環田 准教授と同会議幹事長であった小樽商科大学の 澤田 教授からなされました。その後、2つの分科会に分かれての協議に移りました。
 今回の会議では分科会A「産学連携の国際戦略」および分科会B「産学連携の地域戦略」の2テーマについて昨年度と同様に前もって各大学に資料を提出していただき、それを基に詳しい報告と議論を進めるという形で行われました。
分科会Aでは静岡大学イノベーション社会連携推進機構の 清水 一男 教授を座長として協議しました。
サブテーマ「(1) グローバルな視点からの産学連携の推進」は、山形大学国際事業化センター副センター長の 今野 千保 教授の司会で協議しました。まず、電気通信大学を含む5大学からそれぞれの取り組みや問題点が紹介されました。連携戦略の必要性は「欧米が先行する分野での連携、海外(東アジア)での環境問題の解決、地域企業のグローバル化への支援、優秀な留学生の確保、国際競争力の育成」であり、課題として、「@組織的な仕組みの必要性(安全保障体制や契約交渉など)、A高度専門家の育成、B国立大学の位置づけ(次世代産業技術の流出リスク)、C予算、D先進国向け対応と発展途上国向け対応の違い」が抽出されました。最後に「シーズのネットオークション化、エージェントの使用と横展開(問題点:制度の壁)、海外拠点を持つ日本企業の戦略的活用、日中パートナーシップは国家的対応が必要」という展望にまとめられました。
サブテーマ「(2) 国際競争力のある地域資源の活用」は山形大学国際事業化センターの 堀田 純一 准教授の司会で協議しました。(1) と同様に、3大学からそれぞれの取り組みや問題点が紹介されました。地域資源の活用の必要性については、「世界からの日本のお家芸(ゲーム、コンテンツなど)に対する期待に応える、地域リソース(例:北海道 食糧自給率200%、富山 薬、宇都宮 光)、地域の得意分野を融合」であり、課題として、「資金・人財等のリソースの不足、長期的な人材育成に予算の確保が必要、交渉力の欠如、日本のスタイルを大国型から小国型にしていく必要性、中国との連携では、元での決済が要求されることがある」が抽出されました。最後に「特区の活用、外部資金の獲得(企業からの会費、海外との共同研究費等)、ノウハウの共有と共に小さくとも成功事例を一つ創る」という展望にまとめられました。
 分科会Bでは、鹿児島大学産学官連携推進センター長の 安部 淳一 教授の司会で協議しました。
サブテーマ「(1) 地域の諸団体との連携」は山形大学国際事業化センター副センター長の 柴田 孝 教授の司会で協議しました。まず、5大学からそれぞれの連携の取り組みや問題点が紹介されました。各大学から出された試みから、その必要性は「各大学の自立的な産学連携を担う新たな取り組みが進められている。一方で、多様化する産学連携のスタイルの中で活力を維持していくためには、各団体がインタラクティブに連携することが重要である」ことから、課題として、「物、金、人の充実化、かね:スタートアップから自立まで、ひと:産学連携ならびに知財人材の確保」が抽出されました。最後に「シームレスな支援制度の確立、実働からマネージメントまでの広範囲人材の確保が重要」という展望にまとめられました。
 サブテーマ「(2) 新たな地域力の発掘」では、山形大学国際事業化センターの 松田 圭悟 准教授の司会で協議しました。1) と同様に、3大学からそれぞれの取り組みや問題点が紹介されました。その必要性については「多様化する産学連携のスタイルの中で、地方に限定されない地域力を最大化することは新しいイノベーションを創出する大きな可能性に繋がる」ことから、課題として、「地域を牽引する人材の発掘(キーパーソン)、地域の長期ビジョンの設定、地場産業の強みと地域の大学のリソースがマッチしていない、地域の要望に大学がどのように応えるか」が抽出されました。最後に、「地域の大学がコアとなる、新しい連携(産・学・官・金・情連携)のコーディネート、地域で求められる人材像の明確化、グローバル社会を席巻する“ど”ローカル化」という展望にまとめられました。
 その後、場所を変えて情報交換会が行われ、和気藹々の雰囲気の中でさらに議論が深められました。
 2日目はまず、山形大学の有機エレクトロニクス研究センター長の 大場 好弘 教授から「山形大学における有機エレクトロニクスイノベーション事業」と題する大変熱のこもった講演がありました。その後、前日の分科会A、Bのまとめ報告がありました。その後、本会議全体のまとめとして、@問題意識の所在では、共同研究センター等のミッションの拡大(新ステージへ)、A産学連携の国際戦略では、国際的な大規模コンソーシアムや海外企業への技術移転といった米国型の産学連携だけにとどまらない多様な戦略の選択の重要性、B産学連携の地域戦略では、地域の注目することによって、人材をはじめとして地域資源の活用と大学と地域の効果的な循環を期待するものの、海外を含めた地域間の連携や学・学、産・産、産学官金などの多様な連携の必要性、C課題とその克服に向けてでは、戦略では組織的な仕組みと組織的な理解、ヒトでは高度専門家の確保と育成、モチベーションの付与、モノでは法的諸規制と制度の壁、カネでは自立化するまでの予算、があげられ、課題克服へは、大学としては『産学連携の多様化』を見据えた上での各大学なりのビジョンと戦略を明確に持つことが重要であり、大学組織内のコンセンサスが不可欠であること。また、基本となるのは人材であり、専門的な人材の育成には時間がかかることから、単年度契約にとどまらない長期的継続的な雇用の仕組みが必要である。米国のような各大学単独で競争環境下での産学連携・知財活用は、日本の現状に合わない部分もある、”地域間等連携“を可能にする複数大学での資源(資金や人材、ノウハウ)の活用が可能となるような制度設計が求められる。日本独自の産学連携基盤形成は緒に就いた段階であり、継続的な予算の確保と民間資金導入の仕組みが当面必要である、ことが確認され、これらのことを文部科学省へ文書で要望することを確認して、会議は終了しました。
 その後、来年度の会議を開催する鹿児島大学 産学官連携推進センター長の 安部 淳一 教授のご挨拶で全日程が終了しました。

安田山形大学副学長の挨拶
 安田山形大学副学長の挨拶

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第89回研究開発セミナー報告

総合情報学専攻 石橋 孝一郎

 第88回研究開発セミナーは、「省エネルギー研究開発特集」をテーマに平成24年9月5日13:00より開催されました。参加者は54名でした。企画と司会進行は先進理工学専攻 石橋 孝一郎 教授と 産学官連携センターの 長谷川 淳 客員教授でした。
 省エネルギー技術は従来地球環境保全のために開発が進んできました。しかし、東日本大震災後は原発停止による発電量の不足や貿易赤字の拡大などがあり、産業と生活面で従来以上に早急な省エネルギー化が求められるようになってきました。 本セミナーは、産学で取り組まれている最前線の省エネルギーの研究開発を紹介し、省エネルギー技術の現状を鑑み、その実用化について改めて考え直すセミナーとしました。
 本セミナーでは、モータの省電力化技術、燃料電池の開発動向とその意義、パワー半導体の開発動向、さらにLED照明の低電力化技術と多彩な分野の省電力関する研究開発の講演をいただきました。 1番目の講演は、「省エネ・省資源モータを駆動するドライブ技術」と題して株式会社 日立製作所 日立研究所の 岩路 善尚 主幹研究員にご講演いただきました。
 岩路氏のご講演は以下のような内容でした。1. モータとドライブ技術の関係、2. 永久磁石モータの非線形モデル3. 非線形性を考慮したドライブ技術、4. 非線形性を利用したセンサレス技術。すなわち、センサによりモータの動作を把握したうえで、モータを効率よく動作させるために最適な電力を瞬時瞬時にモータに投入することが重要で、このために、モータ動作のモデル化を行い動作モデルと制御の計算をマイコンで行う技術が紹介されました。この技術により、モータの効率が非常に高まっていることを理解できました。
 2番目は「電気通信大学SPring-8新ビームラインを用いた燃料電池開発と触媒 in situ characterizationの課題」と題して電気通信大学 特任教授 燃料電池イノベーション研究センター 岩澤 康裕 センター長にご講演をいただきました。
まず電気通信大学で行われている、放射光装置Spring-8を用いた触媒の化学状態の観察について紹介をいただきました。また、将来は自動車用のエネルギーが燃料電池とモータを用いたものになり、このために燃料電池の効率化、長寿命化の研究が欠かせないなど紹介をいただきました。研究内容は専門的でしたが、燃料電池の省エネに対する意義をよく把握できる内容になりました。
 3番目は「電源応用をめざした酸化物半導体デバイスの研究」と題して 株式会社 富士通研究所の 壷井 修 主任研究員にご講演いただきました。
壺井氏は、IT機器の電力と電源に関して解説したのちに、ワイドバンドギャップ半導体が省エネデバイスとして大きな期待がよせられていることを述べました。また、壺井氏が現在取り組んでいるZnO系などの、高耐圧デバイスに関する研究について、紹介をいただきました。さらに現在研究が盛んに行われているエネルギーハーベスティングデバイスの有力な候補としてZnO系熱電変換デバイスの研究について紹介していただきました。
これらの半導体デバイスがどのように省エネルギーに貢献できるかがよく理解できる講演になりました。
 4番目は「低炭素社会構築に向けた次世代LED照明の市場動向と開発状況について」と題して電通通信大学 情報理工学研究科の 内田 和男 准教授に講演をいただきました。現在のLED照明と蛍光灯を比較して、省エネルギーの観点からは大きな差がなく、その上で、LED照明は長寿命であることに意味があることを解説していただきました。また、現在のLED照明はGaN系のLEDを用いており、Ga等の貴重な資源を必要することが課題で、これに代わる材料の研究が欠かせないとの指摘をいたしました。
 今回の研究開発セミナーは省エネルギーという非常に範囲の広いテーマで行い、講演も、制御、電源、デバイス、照明と広い内容になりました。参加者のアンケート結果では、全講演に対して非常に好評で、「目的に合致しており有意義な時間を過ごせた」等の好意的な意見が得られました。

89回セミナー
図1:鉄道車両構体の例

89回セミナー
図2:当日の講演の様子

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対外活動と社会貢献

CEATEC JAPAN 2012

 平成24年10月2日(火)〜6日(土)の5日間、幕張メッセにおいて表記展示会が開催され、本学からは出展しませんでしたが、田口特任教授が視察しました。景気の低迷によるものか出展社が例年より少なかった印象がありました。

おおた研究開発フェア

 平成24年10月4日(木)、5日(金)、太田産業プラザ(PiO)で表記展示会が開催されました。本学からは出展しませんでしたが、田口特任教授が視察し、大田区の企業の方々と懇談しました。

TAMA協会ビジネスマッチング

 平成24年10月10日(水)、第2回目の表記交流会が中野サンプラザで開催されました。本学からは水戸准教授、由良教授、内田准教授、藤井准教授、沈助教の5人の先生方が参加企業の方々と面談をしました。

産学連携学会 リスクマネジメント研究会

 平成24年10月15日(月)、本センター4階研修室においてに、「学生の共同研究への参加」をテーマに表記研究会が開催され、田口特任教授が参加しました。

北見工業大学 社会連携推進センター創立20周年記念事業

 平成24年10月17日(水)〜18日(木)の2日間、北見工業大学に前身の地域共同研究センターが設立されて20周年を迎え、表記記念事業が開催され、田口特任教授が参加しました。17日の記念講演会はノーベル賞を受賞された 鈴木 章 北海道大学名誉教授の「ノーベル化学賞を受賞して」と題した講演で、北見芸術文化ホールが満員になる盛況でした。18日には北見工業大学において記念式典と記念フォーラムが開催され、地元企業などから多くの関係者が出席しました。

ふちゅうテクノフェア

 平成24年10月19日(金)、20日(土)、ルミエール府中において、第23回目になる府中工業技術展「ふちゅうテクノフェア」が開催され、本センターも展示に参加しました。2日間で3000人を超える入場者がありました。

ふちゅうテクノフェア
ふちゅうテクノフェア

コラボ産学官学長フォーラム

 平成24年11月2日(金)、コラボ産学官プラザ in Tokyo においてコラボ産学官発足8周年を記念してコラボ産学官加盟の8大学の学長による第7回学長フォーラムが開催され、本学の梶谷学長も参加しました。

第2回武蔵野エリア産業フェスタ

 平成24年11月8日(木)、9日(金)の2日間、三鷹産業プラザにおいて、第2回武蔵野エリア産業フェスタが開催されました。このイベントは武蔵野市商工会議所、三鷹商工会、小金井市商工会の3者が武蔵野地区の製造業・情報通信産業の企業を結集したもので、2日間を通じて1000名以上の来場者がありました。

Embedded Technology 2012

 平成24年11月14日(水)〜16日(金)の3日間、パシフィコ横浜において恒例の表記展示会が開催され、本学からは出展しませんでしたが、比企コーディネーターと田口特任教授が視察しました。

ビジネスフェア from TAMA

 平成24年11月15日(木)、新宿NSビルにおいて、西武信金主催の第13回目になる表記展示会が開催され、本学も例年通り参加しました。

産業交流展 2012

 平成24年11月20日(水)〜22日(金)の3日間、Big Sightにおいて恒例の表記展示会が開催され、本学からは出展しませんでしたが、比企コーディネーターと田口特任教授が視察しました。今年度も東京都の多摩産業コミュニティ活性化事業の連合ブースがあり、計測器、電子デバイス、ロボットの3分野の展示がありました。

第5回TAMA産学官金サミット

 平成24年11月27日(火)、本学を会場としてTAMA協会の産学官金サミットが開催されました。挨拶の後、公益財団法人地球環境産業技術研究機構の 山地 憲治 理事・研究所長が「再生可能エネルギーへの期待と課題」と題した基調講演を行いました。その後、「再生可能エネルギー法などを活用し、ビジネスチャンスをつかむ!」、「TAMA地域から創発する、再生可能エネルギーとその有効利用」の各テーマに分かれた分科会で議論が深められました。

産学連携学会秋季シンポジウム

 平成24年12月4日(火)、野村證券大手町本社ビルにおいて、表記シンポジウムが150人以上の参加者で開催されました。今回は「産業振興へのあらたな挑戦 〜地域密着型金融のパラダイムシフト〜」をテーマに信用金庫の産学官連携への取り組みを紹介しました。たましんの価値創造事業部 長島 部長と西武信金の 橋 常勤理事・業務推進企画部長が講演しました。本学からは田村教授、田口特任教授、比企コーディネーター、中野コーディネーターが参加しました。

産学連携学会関西・中四国支部 第4回研究・事例発表会

 平成24年12月7日(金)、岡山市のトマト銀行岡山駅前ビルにおいて表記研究・事例発表会が37名の参加で開催され、田口特任教授が参加しました。20件の事例紹介や研究報告がなされました。地域の実情に合わせた地道な活動が多く報告されました。

かわしんビジネスフェア

 平成24年12月11日(火)〜12日(水)の2日間、川崎のとどろきアリーナにおいて第3回目となる表記展示会が開催されました。昨年度は3月に第2回を開催の予定でしたが、東日本大震災の影響で開催が中止になったので実質的に2回目のフェアでした。地元の企業の方々が中心でしたが、本学からはワイヤレスコミュニケーション研究所の電子百葉箱を出展し、本学の産学連携を紹介しました。

産学連携研究会

 平成24年12月12日(水)、立川の東京都中小企業振興公社多摩支社において表記研究会が開催されました。技術シーズのパネル展示と参加大学のプレゼンテーションと技術相談会が行われました。参加大学は青山学院大学、麻布大学、東京工芸大学、東京都市大学、日本大学、明星大学と本学でした。本学からは情報・通信工学専攻の鎌倉教授の、耳で聞こえる音から聞こえない超音波領域までの音響エレクトロニクスの応用研究を紹介しました。比企コーディネーター、安達コーディネーターと小島コーディネーターが支援しました。

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お知らせ

産学官連携センター運営委員会

 平成24年11月20日(火)、本センター4階研修室において第20回産学官連携センター運営委員会が以下の議題で開催されました。

  1. 小島町地区再開発計画における共同研究施設(産学連携施設)について
  2. 人事について
  3. 共同研究、受託研究の受入れについて
  4. 電気通信大学発ベンチャーの認定及びインキュベーション施設の使用について
  5. 電通大産学官連携センター創立20周年記念講演会について
  6. 日本再生を牽引するセンター・オブ・イノベーション(COI)の構築について
  7. その他報告事項

 平成24年12月10日(月)、本センター4階研修室において第21回産学官連携センター運営委員会が以下の議題で開催されました。

  1. 地域イノベーション戦略支援プログラム担当特任教授について
  2. 東8号館インキュベーション施設の返還について
  3. その他報告事項

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